鈴木が本コンセプトを社内にはかったところ、「それはうちにとって冒険すぎるのでは?」「失敗したら現在のお客さまに迷惑がかかるのでは?」など反対の声が相次ぎました。
そこで鈴木は反対する社員たちに向けて「いやどうしてもこのプロジェクトは進めるべきだ。そんなに反対するなら3年限定でのプロジェクトとしよう」と宣言し、これまでの流通のお客さまに迷惑をかけないよう直販のみでの取り扱いと決め、スタートを切ったのです。
まず、このようなコンセプトを受け止めてくれる製品づくりのパートナーとして、両国の老舗企業筒井株式会社にコンセプトを話したところ、快諾を得られました。こうしてプロジェクトはスタートしたのです。